BALDR FORCE EXE
●ゲーム詳細
| ゲーム名 | BALDR FORCE EXE |
| メーカー | 戯画 |
| 備考 | 2003/01/24発売 通常版あり |
●本体・関連商品など
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●製品紹介
ネット世界における人型戦闘ツール『シュミクラム』を操り、
ハッカーとして気ままに過ごしていた主人公。
しかしハッキングチーム最後の大仕事として軍 のデータベースを
ターゲットに選んだことから主人公の人生は大きく動き出す。
ネット空間内での 軍 と テロ組織 の抗争に巻き込まれ、
親友は主人公をかばい不慮の死を迎える・・・。
親友の形見に復讐を誓う主人公。
彼はそこから 軍 や ネット警備会社 、テロ組織の様々な人物と出会い、
共に戦い、あるいは敵対することになる。
だが、それぞれ独立し無関係と思われた人物、エピソードは、
過去に起った、ある出来事に繋がりがあったのだった・・・。
主人公は知らず知らずのうちにその繋がりを中心とした争いに深く関わり、
最終的にその出来事の全貌が明らかになったとき主人公は、
愛するものを救うため、自分の存在をかけた戦いを挑むことになる・・・
(Official Home Pageより引用)
●評価一覧
| 点数評価 | シナリオ | キャラ | グラフィック | エロ | 音楽 | ボイス | 効果・演出 | ゲーム性 | システム |
| 85 | 7 | 4 | 6 | 8 | 8 | 7 | 8 | 9 | 10 |
明らかに従来のエロゲーとは一線を画し、シナリオ・音楽・絵だけがエロゲーの価値ではないことを痛烈に誇示した作品。スカッとするぐらい作りこまれたシステムにまず脱帽します。そしてそのゲームシステムの秀逸さ、それを内包し調和させてしまうシナリオにも敬服します。
ぶったぎって言うとこのゲームは、アクションノベル。通常のノベルパートとは別に、主人公が「シュミクラム」に乗ってドンパチするアクションパートというものがあり、二つはシステム上で乖離しています。そして恐らくそのプログラムの基盤は自社開発。畏怖します。
アクションパートが非常に面白いです。慣れるまでに時間がかかりますが、勝手が分かって来るとぶっ通しで何時間も遊びつづけられるほどです。やりこみ要素があったり、特別なモードが設けられていたりと、せっかく用意したアクションのパートを無駄にすることなく、フルに活用していると思います。まずこれだけでも十分に面白いゲームたりえる要素です。
さて、ノベルパートはというと、これは従来のエロゲーとそれほど変わりません。ただし選択肢を単純に選んでいく形式ではなく、調べ物をすることもあれば、戦闘の結果如何によっても話の流れが変わるというシステムになっています。
とにかく抜群のシステム技術が窺えました。そしてシナリオもかなりよかったです。
ただし、不満な点もいくつかあります。それは順番に下で話していくことにしましょう。
とりあえず、やっといて損はしない作品かと。
●ジャンル別評価
シナリオ 8 その他留意点 特になし。
素晴らしいシナリオであったことは認めます。認めますが、残念ながら不満点を孕んでいます。
まずはいい点から。パソコン関係の用語が頻発するこのゲーム、ふりがながよく単語に振られています。しかしそれは単に読みを示すだけではなく、むしろ別の語句に言い換えることを主目的として用いているように思えます。楽しめました。
他には、キャラクターが確立していたのが印象的でした。それぞれが本当に個性的な人物ばっかりで、キャラの書き分けが巧いと感じました。
さて……。ここからはいいとは言えない点になるわけですが。まず……。
どうにも余計なことが多いような気がしましたね。余計な描写というか、余計な設定というか。例えば(ネタバレのため反転→)リバイアサンに食われた後の世界で、優哉が唐突に消えたり現れたりすることや、憐との別れ際にエッチするとかです。どうにも不自然な感が拭えず、感情移入が容易ではない部分がありました。
他に、やや文章の言い回しが拙かったかもと思います。反復表現を使っていたり、句読点がスッキリしないところが結構あったことが原因かと思います。
話の運び自体はかなりよかったと思います。設定やメカニズムの辻褄は整合していたように思うし、よく練りこまれたものだとも思いました。
プレイ後感はだいぶいいです。もう一押しが足りない気はしましたが、十分に価値ある話であったと思います。
グラフィック 6 その他留意点 特になし。
グラフィックに関しては好き嫌いがハッキリしますが、俺はあんまりいいと思いませんでした。無論、レベルはとても高いのですが、色々と好きになれない要素がありました。
まずキャラの表情です。どうも台詞と一致していないような表情であることが多く、もう少し種類を増やすか工夫をした方がよかったように思います。
そして何と言ってもやはり目ですね。目がなんだか好きじゃないです。
かわいい絵もあるんですが。所々ゲンナリしたものがあったのが残念でした。
エロ 8 その他留意点 特になし。
エロはこの手のゲームにしてはかなり濃かったように思います。各キャラに様々なエロシーンが用意され、アイテム(器具)の使用不使用の選択も可能になっています。なかなかいい試みでしたな。
そして鬼畜度をべらぼうに上げてくれたゲンハ。何故かゲンハの話には妙に納得行く部分があるというか、共感できる感覚があるのが驚きでしたわ(笑)。
個人的に鬼畜は大好きですが、ムチャクチャな暴行やすごい強姦があったりするのは面白かったですな。
純愛の方も結構燃えました。ヌけますよ。
音楽 8 その他留意点 [Face of Fact]
KOTOKOのいい仕事シリーズですな。
いや、レベルは間違いなく高いのです。高いのですが……。
ボーカル曲がものっすごくいい割にゲーム中のBGMに惹かれなかったんですよ。印象に残ってる曲というものがない。それが意図したことかどうかは分かりませんが、俺は印象に残って後になってまた聞きたいと思うような曲が好きなので、高評価は出来ませんね。
重ねて、OPのFace of Factはメチャクチャいいと思います。OP見てると泣けてきます。
ただ、本当に残念だったのが曲使用の適切さ。俺は声を大にして、Face of Factを流す戦闘を間違っていると言いたい。ラスボスの時にかけてくれと。
ボイス 7 全般 人選 - 声優技術 - 必要性 - その他留意点 特になし。
声優はみんな巧かったように思います。特にリャン、ゲンハは印象的な声でよかったと思います。
このゲームでは、戦闘時も声が飛び交っていていい感じだったと思います。ゲンハの戦闘狂っぷりあふれる声も演出として成功してたし、リャンの落ち着いた声はしっくり来てました。月菜の声もよかったかな。
むしろキャラと合ってないのは絵の方かと思います(笑)。
効果・演出 8 その他留意点 特になし。
演出はあんまり巧くなかったですね……。全体的には高いんですが、どうも要所要所の演出が「ん……?」というものがありました。
とはいえ、技術的な面ではホント突出してるんですねえ。画面効果とかはもうよすぎですね。
効果音は、どうも骨の折れる音が変だったような。ウーム。
さて。ムービーですが、プレイ前に見てまず度肝を抜かれ、クリア後に見て涙を流すという至れり尽せりのOPだったとここで言っておきましょう(笑)。
ホント、どうやってこんなん作るんや……というぐらいすごいOPで、曲と合い過ぎで、感動的で……。
最高です。ハイ。
ゲーム性 9 その他留意点 特になし。
このゲームの根幹を成すと言っても過言ではないこのゲーム。何と言ってもこのドンパチアクションが楽しい。
武器も大量に用意されていてやり込める上、ビジュアルがかっこいいし、声も出るし、それでいてシナリオを食わない!
最高のコンビネーションだったと思います。
ただし、どうしても慣れるまでに時間がかかると思います。特に初心者の人は。俺がそうでした。
コントローラーがないとつらいかも。でも正直、これのためにコントローラー買っても損はないかと思います。
システム 10 その他留意点 特になし。
システムと一概に言ってしまうとまずいかもしれないぐらい多彩な機能が備わってます。使い勝手もいいのですが、難を言うなら、メッセージ履歴がホイールで見れないのがしんどかったかな……。あとフルスクリーンじゃないとできないのも困った。他は抜群でした。
シーン回想あり、CGモードあり、サウンドモードあり(まだ聞いてないのは埋まらない)と基本的なところは押さえてました。
秀逸です。
●キャラ評価
キャラクター 4
| 主要キャラ萌えメーター | ||||||||||||
| キャラ名 | ダメ | 普通 | 萌えゾーン | 死に繋がるゾーン | 神 | 神に与える名 | ||||||
| 怒髪天 | スルー | 普通 | いいね | 微萌 | 萌 | 激萌 | 吐血 | 死去 | 成仏 | 神 | オリジナル称号 | |
| みのり | ||||||||||||
| 彩音 | ||||||||||||
| 憐 | ||||||||||||
| 月菜 | ||||||||||||
| バチェラ | ||||||||||||
| カイラ | ||||||||||||
| 玲花 | ||||||||||||
ヒキコモリオタ最高……。朝倉ひかるさんにれびん認定ゲーム内最高ヒロイン資格を授与します。
このゲーム、萌えはあんまないんですけど(憐に萌えたけどな)
いや、ホントもう、やっとけって感じです( ゚∀゚)