Fate/staynight
●ゲーム詳細
| ゲーム名 | Fate/staynight |
| メーカー | TYPE-MOON |
| 備考 | 2004/01/30発売 |
| お世話になった攻略 | 愚者の館 |
●本体・関連商品など
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●製品紹介
舞台は海と山に囲まれた都市・冬木市。
何の変哲もないこの街に、少しずつ侵食する闇があった。
手にした者の願いを叶えるという聖杯。
その聖杯を実現させる為、一つの儀式が行われようとしていた。
聖杯に選ばれた七人の魔術師(マスター)に、聖杯が選んだ七騎の使い魔(サーヴァント)を与える。
騎士 "セイバー"
槍兵 "ランサー"
弓兵 "アーチャー"
騎兵 "ライダー"
魔術師 "キャスター"
暗殺者 "アサシン"
狂戦士 "バーサーカー"
マスターはこの七つの役割(クラス)を被った使い魔一人と契約し、自らが聖杯に相応しい事を証明しなければならない。
つまり。
マスターとなった者は他のマスターを消去して、自身こそ最強だと示さなければならないのだ。杯を求める行いは、その全てが“聖杯戦争”と呼ばれる。
この地に起きる儀式は、その名に恥じない“殺し合い”といえるだろう。
幼い頃火災によって両親を失い、孤児になった主人公は魔術師を名乗る人物に引き取られる。
養父の反対をおしきって魔術を習う主人公だが、まったく才能がなく何年とかけて身についた魔術は一つだけだった。
その養父も今は亡く、主人公は半人前の魔術師として成長する。
そうして現在。
ふとしたきっかけからマスター同士の戦いに巻き込まれた主人公は、偶発的に七人のサーヴァントの一人、セイバーと契約する事になる。
望まぬままマスターの一人になった主人公は、聖杯を巡る戦いに身を投じる事になるのだが────
(Official Home Pageより引用)
●評価一覧
| 点数評価 | シナリオ | キャラ | グラフィック | エロ | 音楽 | ボイス | 効果・演出 | ゲーム性 | システム |
| 80 | 7 | 10 | 8 | 4 | 4 | - | 9 | - | 7 |
素晴らしい。と手放しで褒めちぎりたい所ではありますが、悪かった所も結構目立ったゲームでした。
シナリオがデタラメに素晴らしい、というわけでもなかったです、ぶっちゃけ。
いや、確かに素晴らしいには違いないのですが、何というか、鼻につく箇所が散見されました。
これはライターのクセで、それに俺が合わないという問題なのでしょう。このクセは、正方向に働く人も多いはずです。
詳しい所は後述しますが、シナリオは惜しいといったところです。
絵はそこそこ、エロは一つ一つがえらく濃密なのだが回数がない、システムはインターフェースこそ素晴らしいが小回りが利かないところがある、などともう一歩。
えらくすごかったのがエフェクト。演出も凝っており、ニトロのニオイがプンプンするものの賞賛に値すると思いました。
逆にダメダメだったのが音楽。雰囲気に合ってはいるものの、パワーが全くありません。
前作・月姫を完全に凌駕したと考えています。
シナリオに成長は見られませんが、これは元々すごかったので問題なし。
絵はメキメキ成長していると思います。それでもまだ、他のゲーム絵師には追いついていない気がしますが。
今後の作品にも大いに期待が持てますな、この分だと。
●ジャンル別評価
シナリオ 7 その他留意点 特になし。
語彙は豊富、造語も魅力的、勢いも秀逸ながら、どうにも合わなかったです。
言い回しはいいのですが、表現方法がくどかった気がしましたね。
つまりテキストのレイアウトだとか、シーンごとのシメ方とか。――(ダッシュ)の多用が鼻につきました。
それによって魅力はやや減と。
ただし世界観・設定に関してはもう文句のつけどころがないですね。
綿密に作り込まれた設定。
俺が思うに、このライターさんはかなりの設定好きやね。
キャラクターの造形にはどうか知りませんが、状況の設定がかなり好きだと思います。
RPGでいう、「スイッチ」みたいなのをそこかしこに設定してるような。ADVでいうと「フラグ」みたいな。
あのステータス一覧表などがいい例でしょう。楽しんで設定しているように思えますです。
裏舞台はなおも健在、面白い役どころだったと思います。
こういった遊び心を絶やさないところには好感をもてますね。
ともすれば自己陶酔とも受け取られかねないこういう遊びコーナーは、作品のクオリティという裏打ちがなければ揶揄されるものですし。天晴だね。
総括すると、クセがありすぎて見せ方がくどく、気に入らないという感じでした。しかし話の筋は最高クラスで、感銘を受けることでしょう。
もう少しプレーンなテキストで勝負するようにしてほしかったって感じかな?
グラフィック 8 その他留意点 特になし。
前作・月姫に比較するとレベルは格段に上がっていると思います。
思いますが、それはCGの力添えというのが大きいわけですね。原画自体の向上はさして高くないように思います。
なんか桜がベッドで寝てたシーンが変な感じだった気がするし、CGにしてもエロの時の肌の色がちょっとキモかった感じ。
まあでも、きのこ作品を別の絵師に描いてもらっても多分合わんと思うのです。
枚数としては十分。エフェクトのお陰で、一枚絵貼り付け状態になって飽きることはなかったです。
エロ 4 その他留意点 特になし。
ひたすら濃い。回数はメチャ少ないが、濃い。
でも言っていいっすか?
凛に中田氏しろよ。
ごめん俺が悪かった。
マジメに書くと、テキストはものすごくエロく(鼻につくとこ多いけど)、絵も豊富。
でもエロ絵の色がなんかキモいところあったし、そもそもシチュ少ない。
鬼畜も少ない。これでかいよ。
魔力切れは君へのOKサインだということを分かっているのかね、シロウよ。
音楽 4 その他留意点 -
これだよ。ここが一番ツラかった。
前作・月姫から危惧してたことです。確かに月姫は音楽がショボかったけど、あれは世界観にむしろ合ってたからこそ良かったのです。
今作は……。
ハッキリ言いましょう。ショボすぎる。いや、これはメロディアス重視の俺からの意見なので仕方ないでしょうが、ショボすぎる。
アンビエントっていうんですか? ノイズっていうんですか?
そのジャンル自体は好きですが、それにさえなりきれていない。
ボーカル曲。OPはまあまあよかった。ボーカルの人が裏声になりまくってる気がしたのがなぁ。
あれが裏声じゃないのなら、単にヘタなだけなんかな。
あまりいいとは思わなかったです。
音楽は全体的にショボかった。ダメやねー、これは。誉められない。
次作は音楽スタッフを変えることも考えた方がいいと思う。
ボイス - その他留意点 特になし。
無理でしょ。声優過酷すぎ。
とはいえ、やっぱ欲しいよなあ。
これほどの作品を作れるチームなら、声を使っての演出にも凝れたに違いないから。
沙耶の唄みたいにさ。
ドラマCDに期待。
効果・演出 9 その他留意点 特になし。
ニトロの恩恵といえましょう。そして俺もまた言いましょう。
「すげえ!」
戦闘シーンにおける演出は、ぶっちゃけ鬼哭街とか超えてます。
まあそりゃそうでしょうけどね。時代が進んで技術が後退することはないんですし。
剣戟音やら魔法音はつつがなく散りばめられててよかったし、画面分割によって巧くCGと使って新しいシチュエーションを作ることにも成功していた。
また過去のCGの持って来方も巧かったね。キリツグさんのあのシーンとか。
最高です。
文章効果に関しても、本当はSSをあげたい。あげたいけれど、月姫の感じを引っ張りすぎていて鼻につきました。
鼻につきすぎですね、俺。
まあそれだけシナリオが関与している部分が大きいということでしょう。ちょっと気に入らないことがあってもそこかしこで言及しないといけない。
それだけに、この点数というのはシナリオの所為なんでしょうね。
話が逸れましたな。次に効果音。これも不足はなく、キモい効果音からズキャーンやらボンやら、いい促進剤になってくれていたと思います。
そしてムービー。これもいいタイミングでいいムービーが……。曲はそれほど好きじゃないですが、章ごとにムービーが違うってのがいいですねえ。
だが桜ルートではムービーないのはどういうことですかいのう。利根川先生に「Fuck You」していただかなくてはいけないでしょうかのう。
効果・演出はピカイチでした。ええ。
ゲーム性 - その他留意点 特になし。
これ、カードゲームとか格闘ゲームとかRPGとかメチャクチャできそうな気がするですよ。
ファンディスクも間違いなく出るだろうしね。
システム 7 その他留意点 特になし。
インターフェースはピカイチ。ただ、操作がちょいとしにくいのよね。右クリックの動作が素直でないというか。右クリ一回でメニューが出て欲しかった。
全画面にテキストが出るタイプなので、余計なボタンとかを作りたくないってのは分かるのですが。
セーブ・ロードにはコメントも添加できてGOOD。数も豊富でした。
そして目を見張るのがオプション。マイナスがついてるのはシーン回想機能がないだけで、他は充実しまくりでした。
CGモードにクリップボード作ってるのはすごいと思った。こんなゲームないよな、多分。
●キャラ評価
キャラクター 9
| 主要キャラ萌えメーター | ||||||||||||
| キャラ名 | ダメ | 普通 | 萌えゾーン | 死に繋がるゾーン | 神 | 神に与える名 | ||||||
| 怒髪天 | スルー | 普通 | いいね | 微萌 | 萌 | 激萌 | 吐血 | 死去 | 成仏 | 神 | オリジナル称号 | |
| セイバー | ||||||||||||
| 凛 | ||||||||||||
| 桜 | ||||||||||||
| ライダー | ||||||||||||
| イリヤ | ||||||||||||
| 藤ねえ | ||||||||||||
| 綾子 | ||||||||||||
| キャスター | ||||||||||||
いやあ、結構いるなあ。
セイバーと凛、わずかに凛かなあ? 好きですねえ。
キャラクターの思考方法が極めて似通っているように思います。ただ付随しているものが違うだけで(環境とか、守るものとか)、思考の根底にあるものは全員同じである印象を受けましたな。
実はキレイ好きなんですよ。面白いし。桜ルートのキレイなんてシビれたなあ。
――ああ、
今年はこんなにもファンディスクが出そうだ――。