planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜
●ゲーム詳細
| ゲーム名 | planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜 |
| メーカー | Key |
| 備考 | ダウンロード販売 価格・約1000円 |
●製品紹介
降り止まない雨──
30年前、突然の細菌攻撃により放棄された
『封印都市』
今はただ、自律型の戦闘機械が支配する
無人の廃墟
そこに彼はたどりついた
疲れ果て、身を潜めたビルの中に
その場所はあった
プラネタリウム
昔、満天の星々を眺め
人々が心を癒やした空間
そこで彼を一人の少女が迎える
少女の名は「ゆめみ」
30年の間、訪れる人を待っていた
プラネタリウム解説員
彼女は、壊れかけのロボットだった──
「ゆめみ」に乞われるまま
今は動かない投影機を動かすために
彼は時を忘れて修理を続ける
降り続く雨
静かに流れていく「ゆめみ」と彼の日々
遠い郷愁のような毎日が彼の心を揺り動かす
人工の星空に、彼は何を想うのか?
そして「ゆめみ」の運命は──?
(Official Home Pageより引用)
●評価一覧
| 点数評価 | シナリオ | キャラ | グラフィック | エロ | 音楽 | ボイス | 効果・演出 | ゲーム性 | システム |
| 85 | 9 | 5 | 10 | - | 5 | 2 | 4 | - | 5 |
とっても久しぶりにやったノベルゲームだった。というのも、ここ最近すげえやる気がなくて、マブラヴサプリまで何もやるまいと思っていたから。
Keyが送る超短編シナリオのゲームだが、本当に短い。
ダウンロード販売の形式をとっているが、ダウンロードにかかった時間より短かったと言う人もいるくらいだ。
かく言う俺も、プレイにかかった時間は2時間。今まで最短だと思われた沙耶の唄の半分以下をマーク。侮れない。
販売方法からも長さからも異端といえる今回のKeyのゲームだが、Keyのゲームとはいえその実、過去のKeyのスタッフとは違っている。見慣れた名前は、音楽の戸越まごめぐらいだ。麻枝は関わらず。
エロもなく、今後KeyはKIDのようなスタンスを取るのだろうかと予想したくなる。
とまあ、会社とか製品概要についてはそんな感じで、ではその中身はいったいどうだったのかというのを述べたいが
ゆめみ、君、すっげーいいよ・・・。 (C)Key
なんつーか、長さも沙耶の唄っぽいなら、話の流れも結構沙耶っぽいです。
文章のテンポと皮肉な地の文が心地よく、これほど軽快に過ごせた2時間は長らくなかったかと思う。
要点のみを抽出したような展開の淡白さが、ここではうまく活きていると思いましたね。ぶった切って余韻がなくなるということは一切なかった。
そして話が合わないという人でも、退屈する間もなくコンプリートできてしまうというのも面白い点ではないだろうか?
ある人によると、オチが読みやすかったとか。うーん、確かにそうかもしれないが、この世界観は好きだね。
CLANNADみたいに、蛇足が全然ないからね。後日談とかそういうのでお茶を濁したりしない。
まさに芸術。信者というほど熱狂してはいないが、これはそう呼んでいいんじゃないか?
ほら、そこのあなた。漱石や英世の1人や2人、濃密な2時間のためならくれてやりなさい!
●ジャンル別評価
シナリオ 10 その他留意点 特になし。
はっきり言って文がうまい。よく分からない単語や造語を頻発して文章に高尚さを与えるという手法が使われているのはニトロ系の短い作品に通じる部分があります。
雰囲気もよし。閉鎖された空間での、ごくごく短い間の話ですが、時代背景などが明瞭で物語に入り込むのは容易だったと思います。
誤字等についても文句なし。俺には見つからず。
さて、世界観と設定ですが、まあ北斗の拳を想像してもらえばいいのかしら。あれのゴロツキが殺戮兵器ですバージョンみたいな。
登場する立ち絵キャラ(ヒロイン)がなんと1人。こりゃあビックリだね! うん。
そんなわけで、ほとんど全てが彼女にまつわる話であり、彼女との受け答えに終始します。
が、その閉鎖感がまた何とも言えず良好。物語る対象が完全に1人に絞られているので、これはもう彼女を好きになれるかどうかによるんじゃないでしょうか。
巧みな展開を、やるのも難しければ必要もないという、前向きな意味で、それほど世界観や展開の評価は高くなりませんね。
が、シナリオの価値の損失には繋がっていないと。うん、良作だ。
キャラクター評価については察してください(笑)
俺としては文句なく評価できるんだけど、いかんせん1人しか登場しないために、この点と。
確かにキャラクターがよかったかどうかという話ではなく、人物ではなく役に惚れたという意味も強いです。
そんなわけでキャラは低めと。でもゆめみはよかった。
笑いに関しては、まあ麻枝じゃないので今までのKeyのベクトルを想像するとよくないわけですが、これも作品の価値への損失を意味しない低評価です。
笑いどころはありますが、まあそれがメインでもなく武器でもないという感じでした。
そして例によって選択肢はナシ、と(笑)
グラフィック 10 その他留意点 特になし。
シナリオも最高評価ならグラフィックも最高評価と、ちょっとありえないことになってるわけですが(笑)
絵の質でいえば文句なく最高級。星を主題にしているだけあって、キラキラした背景やキャラ絵がGOOD。
イベントグラフィックもよかった。枚数としてはまあ、それなり。平均的。
とりあえず、←この絵が気に入ったら、ハズレを引くことは100パーない(笑)
エロ - その他留意点 特になし。
音楽 5 その他留意点 特になし。
正味、まあ普通という感じでした。
これといってよくも悪くもない。
ボーカル曲がなかったのは、まあ長さからしたら妥当なのかも。あった方が盛り上がったのも事実。
ボイス 2 その他留意点 一部のみ。
うーん。
本当はここ、評価なしにしたかった。
むしろ効果音といってもいいぐらいの使われ方しかしてなかったので。
でまあ、そのごくごく一部の声のみを評価しますと、うーん、なかったほうがよかったなあと思ってしまうのですよ。
脳内補完をさせるだけさせて、実物を唐突に思い出さされても、ちょっと困っちゃうって感じぃ〜
効果・演出 8 その他留意点 特になし。
特になし。うん(笑)
普通のノベル。
まあ、それがいいとこだしね。虚飾なし!
ゲーム性 - その他留意点 特になし。
-
システム 5 その他留意点 シーン頭出し機能あり
うん。操作自体は特に問題なかったです。
シーンの頭出しをする機能があり。それを汲んでオプションを+1点しました。
+1点しかしないのは、俺が使わなかったから(笑)
キャラクター 5
| 主要キャラ萌えメーター | ||||||||||||
| キャラ名 | ダメ | 普通 | 萌えゾーン | 死に繋がるゾーン | 神 | 神に与える名 | ||||||
| 怒髪天 | スルー | 普通 | いいね | 微萌 | 萌 | 激萌 | 吐血 | 死去 | 成仏 | 神 | オリジナル称号 | |
| ゆめみ | ||||||||||||
よかった。この勤勉さと実直さが胸を打つ。
こんなロボット欲しいよハァハァ。あんなことやこんなこともハァハァァハハハhァァハ(←シオマネキによって銃殺すべき)