車輪の国、向日葵の少女


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●ゲーム詳細
ゲーム名 車輪の国、向日葵の少女
メーカー あかべぇそふとつぅ
備考 -
●本体・関連商品など
車輪の国、向日葵の少女
[ゲーム][本体]




●製品紹介
初夏。
  
罪を犯すと『特別な義務』を負わされる社会。

罪人を更正指導する『特別高等人』という職業を目指す主人公・森田賢一は、

その最終試験のため、とある田舎町を訪れる。

『1日が12時間しかない』『大人になれない』などといった義務を負う少女たちと学園生活を送るが、

『恋愛できない』少女・夏咲と出会ってから、賢一の歯車が狂いだす。

崖にひっそりと建てられた自分の墓、山間洞窟に隠された父親の遺産が次々と賢一を追い詰めた。

贖罪を問われた男が見た、車輪の国の真実とは……。

重厚な世界観を軽妙なタッチで描いた、感動のヒューマンドラマ。


(Official HomePageより引用)


●評価一覧
点数評価 シナリオ キャラ グラフィック エロ 音楽 ボイス 効果・演出 ゲーム性 システム
92 10 -
 すごかった。
 世界観といい、キャラの設定といい、地の文といい、トリックといい、シナリオの運び方といい、声優の演技といい、インストのBGMといい、どれもが及第点というか、これほどクオリティの高いものが混ざってくるとものすごい効果になると実感しました。
 練られた、練り上げられたストーリーであることをひしひしと感じます。
 よくもまあ、これほど素晴らしい企画・脚本が、ショボくれた設備や人材の中で作られなかったなあ、と思います。
 つまり、このシナリオライターだけが鬼才、という状況ではなく、音楽や絵などの全ての分野において金をかけることができたことに安堵しているのです。
 あえて文句をつけるなら、誤植が普通のゲームぐらいあったこと、エンディングが飛ばせなかったこと、エロの位置づけが笑えたこと、
 そしてエンディングが明らかにまずいところ、ぐらいでしょうか。

 しかしそのエンディングのまずさは、まあいいや的に流せるぐらい、本編が非常に優れていた。
 とてもロジカルで知的な進み方としていたと思います。
 世界観や設定も、よくよく考えていけば無茶があるんじゃないのって結論になりそうですが、いいんじゃないでしょうか。
 つーか、極刑ってそれほどつらくなくね?(笑)
 俺、極刑みたいなもんですよ。日常。
 ある意味、便利なような・・・(笑)

 まあこのゲームをやろうかどうかって考えてる人がいらっしゃるというのなら、俺はやりなさいと言うでしょう。
 損はしないと思いますよ。

●ジャンル別評価
シナリオ 10
その他留意点
特になし。
 まず、様々な考え方の人間が混在しているところがポイントですな。
 登場人物がほとんど同じような人間、ということが全くなかった。
 それはそれぞれのキャラクターを強烈に区別させると共に、物語に柔軟さというか懐の深さを与えます。
 どのキャラクターも愛すべき存在でしたね。
 特にとっつぁん。この人は物語のファクター中のファクターであり、かつ魅力的な存在です。
 苦言を呈すなら、もっとこの人を掘り下げてほしかった。それはプレイヤーの興味の尽きないところでもあると思います。

 文章の内容自体ですが、台詞のキレが抜群。
 文章センスがありまくる。
 これもやはりとっつぁんなんですが、このゲームの台詞を集めて箴言集を作ることができると信じているほどです。
 どんなプレイヤーでも、作中の台詞のどれか一つには感銘を受けるんじゃないでしょうか。
 それほどに、センスに脱帽しています。

 章構成による物語の運び方も、いささか冗長な印象を与えはするものの、飽きさせない。
 いったいどうなるのか、という不安感(この不安は、明かされない設定にもたらされているのだろう)が、先を読み進めていく活力を与えます。
 具体的に言うなら4章。みんな股間が濡れますよこれは。
 5章の初めもすごい。
 そう来るか! ははあ! という感心を覚えずにはいられません。
 もう俺はシナリオはベタぼめです。


 そして、あたかもレベルアップボーナスを偏って割り振ったかのように、エンディングがだいぶ手抜きになってる印象があります。
 どう擁護しようにも、攻略対象キャラ以外のその後とか、とっつぁんの行動の意味とかを全部ぶっこ抜いてるんですもの。
 まあある程度想像できないこともないんだけど、ちょっと尻切れトンボだなぁ。
 それを除けば、最高級のシナリオであったと言えます。




グラフィック
その他留意点
特になし。
 非常に綺麗な絵。萌え。やばい。
 ちょっと夏咲の表情に気に入らないところがあったぐらいだろうか。




エロ
その他留意点
特になし。
 普通だな。
 よくも悪くも普通。
 だがメインヒロインのエロが、あんな位置づけでいいんでしょうか。
 完全にご褒美エロとして、無理やり最後に引っ付けただけになっている(笑)
 まあ設定の都合上、しかたないっちゃあしかたないんだけどな・・・。
 ヌこうと思えばヌけます。




音楽
その他留意点
「光の先に」
 ボーカル曲はイマイチです。片霧烈火だけど。
 その代わり、BGMのレベルが非常に高かった。
 特に「光の先に」という曲が、デタラメによかったですね。
 濡れ場をこの曲でサポートしてもらったら、もう涙そうそうですね。




ボイス
その他留意点
特になし。
 アナゴくんの声がシリアスにも使えるんだということを知りました。
 ほら、あの家族計画の寛、つよきすの館長。
 この人は、どんなキャラでもいけますな。
 特に長い台詞の多いキャラには最適。

 他にも、メインヒロイン声優はマブラヴ純夏ですよ!
 これはなかなかキタね。

 他、全体的に素晴らしい演技でした。




効果・演出
その他留意点
特になし。
 普通かな。
 まあそんな動き回る話でもなかったし。




ゲーム性 -
その他留意点
特になし。
-




システム
その他留意点
エンディング飛ばせない
 エンディング飛ばせないのと、スキップがうざすぎたのが難点です。
 あとエロシーンの回想モードでテキスト履歴見れない。
 他はまあいいかな。





●キャラ評価
キャラクター
主要キャラ萌えメーター
キャラ名 ダメ 普通 萌えゾーン 死に繋がるゾーン オリジナル称号
怒髪天 スルー 普通 いいね 微萌 激萌 吐血 死去 成仏
さち
灯花
夏咲
まな
えり 評価不能 笑った
京子
とっつぁん 最強
 えりマジ笑いました。
 かつて(サンプルボイス=全台詞)だったキャラってありましたか?

 さちが最初は大好きだったんだけど、最終的にはやはり夏咲だな。
 だが4章で、世界が変わりましたね。
 あの幼女夏咲はオフサイドです。

 しかしやはり何といっても最強はとっつぁんでしょう。
 マジで台詞集ほしい(笑)