Talk to Talk・リアルタイムレビュー
2002年9月6日(金)午前5時
みさき編終了!!!!!!
バッドもグッドも見ましたよエンディング。
ま、一番最初に攻略したキャラというわけなんですけれども。
みさきを一番最初にした理由は、一番最初に出会うから!!
私的には一瑠をやってみたかったんですけど、まあいずれやるし、今はみさきちゃんでいこうか(;´Д`)ハァハァと思ってやり進めました。
結果、バッドエンドw
うーむ、今思えばやっぱあのマフィンイベントを抜かしたのが敗因か。
っていっても、このバッドエンディングはなかなかいい。夜中に荻谷に電話をかけてしまう主人公……。いい。
そして回収間際に交わす電話。
「クラスメートか?」「はい…………いえ……親友です」
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
かなりきてます。むしろこれがエンディングじゃないのか!? っていうぐらいここは良かった。
うむ。とりあえずみさき本人のエンディングについて考えよう。その為にまずシナリオについて考察。
みさきの姉と祥平、そしてみさきと狭川の関係が巧いね。狭川の中の祥平が残っていて、それに意志を影響される狭川。
傷つくみさきを見るのはかなり忍び難かった。というか、俺も梓みたいにコイツ(主人公)をしばきたいと思った。
俺から言わせてもらえば、祥平とかの記憶に振り回されるコイツが信じられん。
もし感情だけが欠落していて、感情にまつわる事に関する思考ができないというのであっても、自分がする事によって相手が傷ついているのなら、原因が理解できなかったとしてもそのような行為は差し控えようとするのが自然なんじゃないだろうか。にもかかわらず狭川は「ヒトはよく分からない」とかなんとか言いながら傷つけるに値することをガンガンやりまくり。お前それは、お前こそ破綻しとるやろ!! と言いたくなる。
さらに言えばもどかしい。大体主人公というのはプレイヤーの分身であって、選択肢を用意してプレイヤーの意志を反映させようとする試みが採択されている以上、プレイヤーに近い人物像、或いは納得する人物像を描かなければならないだろう。しかし主人公がヒトでなく、かつ感情を知らないという設定をとっているために、そのスタンスは破壊される事になった。要するに「俺はそんな事したくねーよ。なんでそんな事言うんだよ」という感は必ず出てくる。俺は実際出た。どっちの選択肢も選びたくないっていうか、別の事をしたい気分になる。二択が既におかしい、って感じ。ま、しかしこの設定というのもアリだし、主人公が特殊な人物であるというゲームの設定も面白い。従来の「主人公はプレイヤーの分身」というお約束に反旗を翻した試みであるともとれるが、それならばもう少しゲームのシステムにも工夫はできなかったかと思ってしまう。シナリオ中に誤字も目立ったがそれはまた別の話。
サブキャラの荻谷はいい味を出している。第一印象は変な兄ちゃんで、何か嫌な奴だな、と悪い印象だったのだが、段々といい奴だと思えてきた。バッティングセンターに行った時なんかはかなり好きになっていた。これはいい感じだったと思う。
さて、エンディングについてだが、まあバッドについては触れずにグッドについて触れよう。エンディング、ハッキリ言って納得いかん。ハッピーエンドのようであれはハッピーエンドではないぞ。みさき姉は結婚したし、狭川の中で祥平は決着したし、みさきとの仲も修繕されたし、丸く収まったように見える。俺はこういう幸せな終わり方は嫌いじゃないし、もしああしてみさき狭川共に傷ついたまま、梓にしばかれて終わったのではそれこそ尻切れトンボでシナリオに対する評価自体できなかったと思う。
しかし、しかしだ。ブーケを受け取って幸せ乱舞なのはよろしいが、よく考えてみると狭川はテストが終わったら回収される身なのだぞ。エンディングでは「あなた」とか呼ばれて(゚∀゚)グエッヘッヘッヘみたいな雰囲気で結末が描かれてるけど、あんたら結婚とかできんやろ。「システム」からそんな事が許可されるとは考えにくい。シナリオの最初の方でも、「俺の身体には技術が詰め込まれている」「敵対組織とはいかないまでも、ライバル組織が存在してもおかしくない」というような事を言っているくらいなのだから、「システム」がそれを許すはずもない。よって二人は結ばれる前に主人公回収だろう。それが本当にハッピーエンドか!? あそこで終わらせるのは何か違う気がする。予想される展開としては、みさきもみさき姉のような人生を送る(そしてまたみさき姉のように別の人と結婚するんだろう)といった所か。俺としては回収されて廃棄される時の主人公の心理描写、或いはみさきの心理描写までをキッチリと為してほしかった。どうもあそこで完結させるのはまずいと思う。
以上、みさき編の考察。続きはまた今度。
2002年9月6日(金)午後10時
もうね、何ていうか言葉がない。ええ、一瑠編終了しましたよ。いやもうむしろ終了って言うより修了って感じ。
何ていうか、ホントはみさきより先に攻略したかった。でもみさきルートを最初に志したのだから、とりあえずみさきやってから一瑠をしようと思ってたわけ。そしたらみさき編終わったの昨日の(いや、今日のかw)6時でしょ? 学校やっちゅうねん!! 泣く泣く学校に行って慌てて帰ってきましたよ。
まずはシナリオについての考察を。たった今「一瑠」を辞書登録しましたが何か? いやまあ、それは置いておこう。さてシナリオ、エンディングギリギリの所からの話になるが、一瑠は中学校の時の担任に恋慕し、それに全身全霊を傾けたが愛情の質の行き違いから衝撃を受け、愛そのものを拒絶するようになっていくという過去が暴かれる。うむ、一瑠大胆だな。しかもその担任、よっぽどいい人だったんだな。どんなけビジュアル系教師なのか。……いや論点がずれた。
そんなわけでスレてる一瑠だが、これがまた作中ではメチャクチャ辛辣な毒舌家。お前いくらなんでもそれはないやろ!! というような暴言を機関銃のように撒き散らしてる。そんなわけで攻略中にも「オイ……あんたよー言うわ」みたいな事をヒョイヒョイ言ってくれるかちょっと嫌気もさす。がしかぁぁぁし!! 転機はやはりあの会議の終了直前に来てくれた一瑠。あの時は震えたね。この時ばかりは主人公とかなり同じ心境。
そこからの展開が巧い。ちょっとこんなシナリオは三流じゃ書けないなぁと思った。看板を破壊したってのはかなりいい。そこからの話の展開がもう萌えまくる。段々と性格が丸くなっていく一瑠と、保護者のような感覚で見守っている狭川を見てるとかなり萌えぇぇぇ。
そして山場。ここなんだよ俺がこのシナリオすごいと思ったのは。弁当を作って来てくれた一瑠に、別れを求めるバカ主人公のあのシーン。俺はずっと「別れなんか言うなヴォケ!! 殺すぞ!!」と思いながら見てましたw しかも口実とはいえ「飽きた」とか言うし。お前みさきちゃんの時もそうやけどひどすぎるねん!! そら弁当箱投げられもするわ。っていうかこのシーン、リターンキー押せん。押せない。押せるか!! これ以上悲痛な一瑠の声を聞きたくなかった。フルボイスがそれを助長する。辛い。
その後の紆余曲折のシナリオは各々に思う所があるだろうが、ここでエンディングの考察。みさきの時も思ったことやけど、一瑠の下に帰ってくるよな? そこで「もう絶対に離れない」とか言うんだけど、お前それは無理やろ? 所詮、システムから回収される日が遠ざかっただけで、ずっとはおれんやろ。やのに「絶対」とかはあかんやろ。回収された後はどないすんねんよ。絶対今以上に悲しくなるはずよ。そこんとこがどうなのかも俺は甚だ納得いかない。話は前後するが、主人公はシステムに従順過ぎる。何故疑念を抱かないのか。ヒトとしての感情を理解しないまでも摘むほどでもモノにする事ができたなら、第一に「システム」にメールを送る事自体に疑問が湧かないか? 『こんなわけわからんオヤジどもにデータを提供するためだけにどうして俺が断腸の思いで一瑠と別れなきゃならないんだ。一瑠を傷つけなきゃならないんだ。こんなアフォどものやってる事は全て世間様に赤裸々に報告して摘発して潰して、俺の事を、世に生まれた一個人の意志という事を世間に認めさせて幸せに暮らしてやるわ!!』(無理)というくらいの意気込みの何分の1ぐらいかは持ってほしいもんである。まあそれは強引だが。
エンディングとしての評価は、その主人公に疑念がないという不自然な点を除けば、文句ない出来だ。ハッキリ言って萌える。Kanonの栞に匹敵しそうな勢いだ。今の所、シナリオもKanonの真琴編より評価が高い。
以上、一瑠編の考察。また続く。
2002年9月9日(月)午前1時
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! キタ━━━(゚∀゚)━━━!!! キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
素直編終ーーーーーー了ーーーーーーーー!!
まずエンディングのことからいっちゃおう。エンディング、終わり方としては今までで一番よかったかも知れん。いや、断言しよう。よかった。よかったんだあああああああああああ!!!
何がよかったか。まず、不自然な点というか、納得いかない点というのがない。これが一番でかい。過去の二人(みさき、一瑠)では、主人公はヒロインの下に帰ってきたものの、その将来に疑問を感じるような幕の引き方をしていた。しかし素直ではその逆である。これはすごい。途中はハラハラしてもいいけど、最後にちゃんと救いのある話になるのがいい。いや、ハッピーエンド主義者ではないのだが、この話にはハッピーエンドであってほしかった。何となくプレイしていてそう思っていた。恐らくそう思った原因は、ヒロインがものすごく大人しいキャラであることだと思う。これは飽くまで俺の主観だが、傷つけたくない水晶のようなヒロインであるという風に感じられたのだ。
最後のカメラにまつわるエピローグもすごくいい味を出している。このカメラは恋人として愛し合うようになった二人が、前途有望な独身の女の子にプレゼントされ、プレゼントされた女の子は恋人である二人をカメラに写すことを一種の儀式としてそれを受理し、またそれを繰り返していく……というような感動的な代物になってくれそうだ。なんて、これは俺の妄想だが、そのような美しいものだ。
「システムのテストが継続するということ=二人の愛が進展していく」というようなことをエンディングで主人公は漏らすが、これはまあエンディングに於ける将来の不安を消すことに一役買っている。買っているのだが、現実問題として考えた所、ちょっと難しい。エンディングでは「長期型広範囲のテストに切り替わった」というようなことが述べられているが、要するにテストは継続されているのだ。すると毎晩システムに自分の平生を洗いざらい報告しなければならない。(以下、物凄い妄想)例えば今日は上司に叱られ、人間的感情に従って居酒屋でヤケ酒を飲み、千鳥足で高級寿司を片手に家に帰った所、泣いている妻(素直)が部屋に居て、問いただしてみると「寂しいの……」と答えられ、そのまま成り行きでベッドイン、中ではあんなことやこんなことをし、遂には果て……!! などということもいちいちメールを送らなくてはならないのではないかッ!! しかも!! メールを送っている最中に妻(素直)から、「貴方最近こまめにメールをしているのね!! 愛人? ねえ、違うのなら誰とメールを毎晩交わしているのか答えてッ!」 と詰め寄られたりするんじゃないのか!! っていうか、人間的感情を持った時点でそういうことに違和感を覚えて逃亡するに決まってるやろw
いや、暴走してしまった。要するにエンディングの良さでいうと「アトラクナクア」を超えるレベルだ。俺の評価ではな。
さて、シナリオの方だが、エンディングに力を入れ過ぎてちょっと活力がない。しかし一応感じたことを述べよう。
とりあえず他のキャラのシナリオより安心していることはできた。素直シナリオでは、みさきや一瑠と違って、一切ヒロインに対してひどいことをしない!!! これはでかい。一瑠の時なんかメタメタに痛めつけたこのクソ主人公(言い過ぎ)が、ここではメチャいい人。なんなんだこれは。しかも素直のセリフが可愛過ぎる。荻谷が「シャーペン with 手紙」を素直に届けた時の、「狭川より愛をこめて」についてのセリフ「知らないよ」はズガーーーーーンと来た。萌ええええええええええええええ!!!w
写真というモチーフを巧く使っていて好印象を受けた。モチーフを確固たるものに決めると、成功と失敗の差が明確に表れる嫌いがあるように思うが、この場合は文句なく成功だろう。シナリオ自体に対する評価はものすごく高い。ただ欲を言えばもう少し全体的にレベルを上げてもいいかもしれない。が、それは既に神の領域なのかもしれないw
以上、素直編の考察。もちろん続く。次は大竹ちゃんかな? 瓜生さんかな?w
2002年9月11日(水)午前1時
大竹ちゃん編終了。ええ、終わりました。
とりあえず考察しましょか。まずシナリオについてですけど。
うん、いいんじゃないですか? まあやっててなかなかいい話だったし、途中で歌をやめたくなっちゃうという展開も、なかなか。
けど所詮なかなかの領域なんだなこれが。いや、大竹ちゃん自身は好きなんですよ。キャラとして。でもねぇ、なんというか例えば荻谷と大竹ちゃんのキャッチボールがすっげー普通なんですわこれが。なんか「ファンキーな敵対者」みたいな間柄なんですけどね。ちょっと弱い。オリジナリティーに欠ける。もっと斬新な会話かシチュエーションを用意してほしかった。及第点ではあるけれども、秀逸というわけでもないって所ですね。キャラが好きなだけにいかんせん惜しい。
それとエロシーンなんですけどね、お前らカラオケでやんなよ!! ありえんから!! プレイしてて「いやいや」って口走っちまったよ。「キミも脱いだらバレちゃうかもしれないけど」って、アンタだけ脱いでもバレるわ!! ビックリするでホンマ。
オマケにその後、いきなりホテル。マジか? マジなのか? しかも肝心のシーンは風呂場にて。またありえんことになってる。もう好きにせいや!!
というわけでシナリオについてはちょっと陳腐な所があるように思いました。エロシーン以外。主人公が軽音楽部に交渉する所もちょっと納得いかんかったしね。俺が大竹ちゃんやったらマジ切れよ。
エンディングについては、まあいいシメ方ですね。俺としては大竹ちゃんにメジャーデビューしてほしいですね。きっといいアーティストになるでしょう。CDTVでピックアップされてほしい所ですね。
つうわけで、淡白ですが残念ながらそれほどの感動はなかった。悪いわけじゃないし、他のシナリオに比べて目立った欠点があったわけではないのだけど、いくら欠点がなかっても長所がない事にはいい評価はできませんわね。ま、中の中って所でしょう。
以上、大竹ちゃん編の考察。いよいよ最後の瓜生先輩。どうなることでしょうか。